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2021年度のウィークエンド・シネマ

ピースおおさかで所蔵する戦争や平和の映像資料を中心に広く多くの方々にも鑑賞していただくための機会として、開催します。
平和な世の中を子どもたちに引き継いでいく方法をいっしょに考えてみませんか?

3
「禁じられた遊び」~リクエスト作品再上映スペシャル~

上映作品アンケート第1位

戦災孤児となった少女と農家の少年の交流を通して、戦争の悲惨さを描く不朽の名作。ギター独奏による哀しく美しい主題曲「愛のロマンス」や子役たちの名演が光る。

【監督】ルネ・クレマン
【出演】ブリジット・フォッセー、ジョルジュ・プージュリー 他

86分 モノクロ
1952(昭和27)年 フランス

2
「戦場よさらば (武器よさらば)」~リクエスト作品再上映スペシャル~

上映作品アンケート第2位

ヘミングウェイ原作「武器よさらば」を映画化。第 1 次世界大戦下のイタリアを舞台に、惹かれあいながらも戦争に翻弄されるアメリカ人将校と従軍看護婦を描く。

【監督】フランク・ボーゼージ
【出演】ゲイリー・クーパー、ヘレン・ヘイズ 他

80分 モノクロ
1932(昭和7)年 アメリカ

1
「真空地帯」~リクエスト作品再上映スペシャル~

上映作品アンケート第3位

歩兵第 37 聯隊(大阪の部隊)での実体験をもとに、野間宏が書いた長編小説を映画化。権力争いに巻き込まれた兵士を通して、軍隊生活の内情を描き出した作品。

【監督】山本薩夫
【出演】木村功、下元勉、三島雅夫、金子信雄、花沢徳衛 他

129分 モノクロ
1952(昭和27)年 日本

12
北極のナヌー

地球温暖化により急激なスピードで氷が解けはじめた北極。
そんな過酷な環境下で生まれた白くまナヌーは、氷が解けて狩場を失い、母ぐまと別れて、エサを求めてひとりぼっちの人生の旅に出る……。
厳しい氷の大地を生きる白くまナヌーを中心に、動物たちの姿を捉えたドキュメンタリー・ドラマ。

【監督・撮影】アダム・ラヴェッチ、サラ・ロバートソン
【日本語版ナレーション】稲垣吾郎
【日本語版主題歌】手嶌葵「奇跡の星」

84分 カラー
2007(平成19)年 アメリカ

11
天王寺おばあちゃんゾウ 春子 最後の夏

1950年、まだ戦争の傷あとが残るなか、タイから天王寺動物園にやってきたアジアゾウの春子。
まだ2歳だった春子は、当時、熱烈な歓迎を受け、以来、64年間、人びとに愛され続けました。
老いと闘いながら、最後までお客さんの前に立ち続けた春子と飼育員の日々を追ったドキュメンタリー。

【監督】人見剛史
【ナレーター】鈴木理加(テレビ大阪アナウンサー)

99分 カラー
2015(平成27)年 日本

10
さよなら、アルマ~赤紙をもらった犬~

昭和17年、動物好きの学生・太一はアルマという名のシェパードを預かることになる。
その優秀さの虜になった太一は、アルマを軍犬として育てあげる。アルマが戦地に行ってから1か月後、軍犬の訓練士としてアルマがいる満州へ渡った太一を待っていたのは、想像を超えた現実だった……。

【原作】水野宗徳
【主題歌】井上陽水「覚めない夢」
【出演】勝地涼、仲里依紗、加藤清史郎、松本春姫、斎藤工、玉山鉄二、小栗旬、小泉孝太郎、池内博之、中村獅童、草笛光子 ほか

93分 カラー
2011(平成23)年 日本

9
ピースおおさか開館30周年記念企画~4部作連続上映~「紙屋悦子の青春」

――ずっと待っちょいますから
1945(昭和20)年、春。東京大空襲で両親を失った悦子は、鹿児島の田舎町で兄夫婦と共に暮らしていた。
彼女の願いは、家族の平穏と、密かに想いを寄せる兄の後輩・明石少尉の無事だけだった。
ところがある日、兄が縁談の相手として勧めてきたのは、明石の親友・永与少尉。
傷心を押し隠し見合いに臨む悦子は、不器用ながらも真摯に愛情を示す永与に心を開いていく。
その数日後、明石が特攻隊に志願したことを知る。

【出演】原田知世、永瀬正敏ほか

111分 カラー
2006(平成18)年 日本

8
ピースおおさか開館30周年記念企画~4部作連続上映~「父と暮せば」

――おとったん、ありがとありました
原爆投下から3年後の広島。
図書館に勤める美津江は、原爆資料を収集する青年・木下から好意を示される。
美津江も彼に恋心を抱くが、なかなか親密になれないでいた。
3年前、原爆によって大切な人びとを失くし、ひとり生き残った負い目を感じている彼女は、幸せになることを拒絶し、自らの恋心も押さえつけていた。
そんなとき、原爆の被害を受けた父・竹造が幽霊となって現れる――。

【原作】井上ひさし
【出演】宮沢りえ、原田芳雄、浅野忠信

99分 カラー
2004(平成16)年 日本

7
ピースおおさか開館30周年記念企画~4部作連続上映~「美しい夏キリシマ」

――ないごて おいの方が 生き残ってしもたとな
霧島を望む宮崎のとある農村。
15歳の日高康夫は、空襲で親友を失ったショックから体調を崩してしまい、祖父母の下で療養生活を送っていた 。生き残った罪悪感からうつうつと過ごす彼に、祖父は厳しく当たる。
敗戦の影が忍び寄る中、日高家をはじめ、周囲の人々も少しずつ変化していく。
ある日、死んだ親友の妹が沖縄から宮崎の親戚の家に引き取られていることを知った康夫は、許しを乞いに行くが……。

【出演】柄本佑、小田エリカ、石田えり、香川照之、左時枝、牧瀬里穂、原田芳雄 ほか

118分 カラー
2002(平成14)年 日本

6
ピースおおさか開館30周年記念企画~4部作連続上映~「TOMORROW 明日」

――人間は父や母のように霧のごとくに消されてしまってよいのだろうか
1945(昭和 20)年8月8日、長崎。看護婦のヤエと工員の中川庄治の結婚式が慎ましやかに執り行われた。
写真を撮り終えたところで、出産間近の姉・ツル子が陣痛を訴える。
家には産婆がやってきて、産まれるのは夜になるだろう、と言った。
ツル子とヤエの妹・昭子は、恋人の英雄から赤紙が来たことを告げられる。
誰もが明日に向かって精一杯生きていた。

【出演】桃井かおり、南果歩、仙道敦子、佐野史郎、長門裕之、原田芳雄、田中邦衛 ほか

106分 カラー
1988(昭和63)年 日本

5
おじいちゃんの里帰り(日本語字幕)

戦後の復興が進むなか、労働力が不足したドイツは、ヨーロッパ中から働き手を集めた。
1960年代にトルコから移り住んだフセインは、家族を支えるため働き続け、今や大家族のおじいちゃん。
ある日、故郷に土地を買った彼は、 家族全員で里帰りを決断。 渋る家族を連れ立ってトルコへ旅立つ――。
移民家族の波瀾万丈の歴史と3世代それぞれが抱く葛藤をユーモラスに綴った作品。

【監督】ヤセミン・サムデレリ
【出演】ヴェダット・エリンチン ほか

101分 カラー
2011(平成23)年 ドイツ・トルコ

4
パプーシャの黒い瞳(日本語字幕)

書き文字を持たない ジプシー (ロマ) の一族に生まれながら、幼い頃から言葉と文字に惹かれ、詩を詠んだブロニスワヴァ・ヴァイス(愛称パプーシャ)。
旅の途中で出会った詩人に才能を見出された彼女は、ジプシー詩人として注目を集めるが……。
第二次世界大戦前後の激動のポーランド現代史を背景に、実在した女性詩人の生涯を描いた作品。
*本作品では、時代的および地域的背景を考慮し、「ジプシー」という呼称が使用されています

【監督・脚本】ヨアンナ・コス=クラウゼ、クシシュトフ・クラウゼ
【出演】ヨヴィタ・ブドニク ほか

131分 モノクロ
2013(平成25)年 ポーランド

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