毎週土曜日に開催している映画上映会
12月は、映画「ぼくたちは見た ガザ・サムニ家のこどもたち」(86分)を上映しています!
パレスチナ・ガザ地区では、2008年から2009年のイスラエル軍の攻撃で、1,400人が犠牲となった。
一族が一度に29人も殺されたガザ南部のサムニ家の子どもたち。
親を亡くし、家を破壊されながらも、たくましく生きる子どもたちの心の傷と変化をとらえたドキュメンタリー。
【監督・撮影】古居みずえ
☆ピースダイアリー内では作品の見どころをもう少しご紹介します。
本作は、パレスチナ・ガザ地区とガザ南部に住むサムニ家の子どもたちをとらえたドキュメンタリーです。
2008年12月27日、イスラエル軍は約3週間にわたってガザ地区に攻撃をおこないました。
年が明けた1月末、カメラはガザへ入りました。
崩れた建物と積み重なった瓦礫、荒れ果てた畑、空の薬きょうが埋まった地面など、その攻撃の規模が伝わってきます。
サムニ家はこの攻撃によって一族のうち29人を亡くし、生き残った者たちも親戚を頼って家を引っ越しするなど、生活が一変しました。
子どもたちは目の前で家族を殺され、住む家をイスラエル軍の兵士に荒らされました。
当時の状況をその場で語り、あるいは絵を描いてカメラに訴えます。
家族を失った悲しみ、不安、イスラエル兵への怒り…
大きな心の傷を負い、複雑な感情を抱え葛藤する日々を過ごしていました。
しかし、それでも精一杯たくましく生きようとする姿が映されています。
残念ながら、現在も戦争は絶えません。
本作の観賞が、今世界で起こっていることを知るきっかけとなればと思います。
ウィークエンド・シネマは予約不要(当日先着順)です。
皆さまのご来館お待ちしております!
上映日時:12月9日、16日、23日 各日 午後2時から
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