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ピースダイアリー

PEACE DIARY

2025年04月のダイアリー

ウィークエンド・シネマ4月のご紹介

2025年04月16日

毎週土曜日に開催している映画上映会
4月は、映画「国際市場で逢いましょう」を上映しています!

朝鮮戦争で父と妹と離れ離れになり、母と残された2人の弟妹とともに避難民として育ったドクス。父の代わりとして家計を支えるため、西ドイツへ出稼ぎや、ベトナム戦争で民間技術者として働き生死の瀬戸際に立たされながらも、家族への愛情と笑顔を絶やさず激動の時代を生き抜いた。父と最後に交わした約束のために-。

 

【監督】ユン・ジェギュン
【出演】ファン・ジョンミン、キム・ユンジン、ユンホ(東方神起)ほか

 

127分 カラー
2014(平成26)年 韓国

☆ピースダイアリーでは見どころをもう少しご紹介します。
舞台は現代の韓国・釜山の国際市場。老人のドクスは曲がったことが嫌いな頑固者。そのためか家族は接し方に少し困っている様子です。
そんなドクスは“コップンの店”という名の商店を営んできましたが、最近は街の開発のために立ち退きを要求されています。もちろん断固拒否。
本作はそんな1人の男の半生を辿る物語です。

 

場面はドクスの過去に移ります。
朝鮮戦争。街から逃げようとする人々で混乱する中、少年ドクスは父そして妹マクスンと離れ離れになってしまいます。
別れの直前、家族を守るよう諭されたドクスは父と「ある約束」を交わすのでした。

 

時は流れ、韓国・釜山の国際市場。
成長したドクスは残された家族を養うために毎日働いていました。
貧しい暮らしが続く中、ドクスは家族の生活を守るために海外への出稼ぎに向かいます。
1回目は西ドイツの炭鉱へ。
当時実際にあった出来事の一つで、多くの韓国人が高い報酬を得るために西ドイツへ行きました。しかし、過酷な労働といわれる炭鉱での作業。懸命に働いていたドクスはある日事故に巻き込まれ…。
2回目は、ベトナムへ。
これはベトナム戦争へ韓国軍から派兵されていたことに関係しており、民間人はインフラ支援の技術者としてベトナムへ渡りました。周囲の猛反対を押し切って向かったドクスですが、そこで命の危機が迫り…。

 

さらに時が経ち、韓国は復興し豊かな国になりました。それでもドクスは働きつづけます。
家族を守るため、そして父と交わした約束のため―

 

人生を描いた壮大なドラマではありますが、ドクスと友人ダルグとの熱い友情や、妻ヨンジャとの不器用な恋愛模様はユーモアたっぷり。
大変な暮らしであっても、家族を愛しそして笑顔を絶やさずに生きるドクスの姿が胸を打ちます。

 

ぜひご覧ください

 

ウィークエンド・シネマは予約不要(当日先着順)です。
皆さまのご来館お待ちしております!

 

上映日時:4月19日、26日 各日 午後2時から

 

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