文字
サイズ
拡大
パンフ
レット
GUIDE

ピースダイアリー

PEACE DIARY

2024年08月のダイアリー

ウィークエンド・シネマ8月のご紹介

2024年08月16日

毎週土曜日に開催している映画上映会
8月は、映画「アンネ・フランクと旅する日記」(99分)を上映しています!

第二次世界大戦中、ユダヤ人の少女アンネ・フランクが空想の友達であるキティー宛てにつづっていた、「アンネの日記」を原案に描いたアニメーション映画。
現代のオランダ・アムステルダムを舞台に、アンネの空想の友だち、キティーの視点からアンネの生涯をたどる。
ファンタジー風の場面を豊富に盛り込みつつ、平和への祈りと、現代における難民差別に対する抗議も描いた作品。

 

【監督】アリ・フォルマン
【声の出演】ルビー・ストークス、エミリー・キャリー ほか

 

99分 カラーアニメ
2021(令和3)年 ベルギー・フランス・ルクセンブルク・オランダ・イスラエル合作

☆ピースダイアリーでは見どころをもう少しご紹介します。
本作の原案は、ユダヤ人の少女アンネ・フランクによる「日記」です。
アンネは第二次世界大戦下の1942年から2年間、隠れ家に住みながら日々の出来事や自身の考え、自作の物語などを日記帳に綴っていました。アンネは1945年に強制収容所で亡くなってしまいますが、戦後彼女の父親が日記を本にして出版、今も世界中で読まれる1冊となりました。
本作は日記の内容とアンネの生涯を、日記での空想の友人キティー」の視点から描いたアニメーションです。

 

物語の舞台となるのは、オランダ・アムステルダムにある現在のアンネの隠れ家。”アンネ・フランクの家”という名の博物館として公開されています。
ある日、博物館に雷が落ちたことで、展示されていた日記の文字からキティーが現れます。
実体化したことで動けるようになったキティーはアンネを探しますが、もうそこにはいません。
ではなぜアンネはいないのか、誰かに尋ねても答えてくれません。それどころか、キティーは日記を奪った泥棒として指名手配されてしまいます。
それでも、彼女はアンネを捜すために、日記を持ち出し旅に出ることにしました。

 

旅のヒントになるのは、キティーがアンネと過ごした日々の思い出。
ホロコーストの恐怖が続く中、アンネは隠れ家生活でのちょっとした愚痴から始まり、悩みや不安、恋愛のこと、将来の夢…いろんなことをキティーに聞かせてくれました。
たとえ空想の存在であったとしても、キティーとアンネはなんでも話せる親友だったのです。

 

一方、キティーは旅の中で移民の少年少女に出会います。彼らは積極的にキティーの旅に協力してくれることに。
しかし、彼らも戦争で故郷を追われ安全に住める場所がないということ、そのような人たちが今も多くいることを知ったキティーは…。

 

日記に綴られなかったアンネの「その後」にたどり着いたとき、キティーは何を思うのか。
そして旅の結末を見届けてください。

 

ウィークエンド・シネマは予約不要(当日先着順)です。
皆さまのご来館お待ちしております!

上映日時:8月17日、24日、31日 各日 午後2時から

~ピースおおさかの最新情報は、SNSでも配信中!~
・公式X(@oipc0917)はこちら
・公式Facebook(@oipc0917)はこちら