3月9日(日)に、大阪大空襲平和祈念事業 大空襲80年特別企画 講演会「大阪が燃えた夜から80年 =米軍資料が明かす大空襲の真相=」を開催しました。
今回、講演者に松本泉氏をお招きし、大阪空襲を知るためにアプローチできる資料とは何か、そして戦争記憶の継承について私たちができることを考えました。
松本氏は全国紙の記者として働きながら、戦争体験者の証言取材や米軍資料の調査を続けていました。
講演では、これまでの取材で得た情報をもとに、写真や地図なども用いつつ、米軍による大阪空襲の計画や実態について様々な視点から解説されました。
後半は、「次世代にどのように戦争を伝えるか」をテーマにお話いただきました。
戦後80年。戦争体験者は年々少なくなっています。
戦争や空襲体験を若い世代へ継承していくために、個人に何ができるのか。
松本氏は「理不尽」「マイ・ホームタウン」の2つのキーワードをあげて、自身の見解を述べられました。
講演後には刻の庭にて大阪空襲犠牲者追悼の献花を行いました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました
ピースおおさかでは現在特別展「大阪空襲 ~80年前の記憶~」を開催しています。
大阪は、1944(昭和19)年から50回以上の空襲があり、そのうち爆撃機B29が100機以上来襲した大空襲は8回ありました。
本特別展では、大阪空襲体験者たちが自らの記憶を伝えるために残した「証言」や「体験画」を展示し、空襲の凄まじさを伝えます。
また、毎週土曜日に行っているウィークエンド・シネマでは「映画でたどる戦争の記憶」と題し、3月は特集「大阪大空襲」を実施しています。
各イベントの詳細につきましては下記よりご覧ください。
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